先に結論を書きます。当社が掲載している店舗のうち、10代(18〜19歳)を受け入れているのは85店中21店でした。おおよそ4店に1店です。
ただし、この「18歳」には条件があります。高校を卒業していることが前提で、高校在学中の18歳は働けません。まずここから整理します。
「18歳から」の正確な意味
接待を伴う店で働けるのは18歳以上ですが、高校生は18歳でも働けません。つまり誕生日が来ただけでは足りず、高校を卒業している必要があります。
分かりやすく言うと、「19歳になる年度の18歳」からです。高校3年生の年度に18歳になっても、その年度のうちは対象外。卒業して次の年度に入って初めて働けます。
ここを曖昧にしたまま在学中の子を入れる店も、業界にはあります。当社が扱うのはこの線をきちんと守っている店だけです。年齢確認を雑にする店は、他の条件面でも雑であることがほとんどなので、紹介しません。
なお年齢の上限については、法律上の定めはありません。詳しくはキャバクラは何歳まで働ける?にまとめています。
掲載85店の実データ
当社の掲載店のうち、未成年の受け入れ可否をデータとして持っている85店を集計しました。
10代の受け入れ可否(掲載85店)
10代が入れる店は21店(25%)。そのうち3店は19歳からで、18歳のうちは対象外です。18歳で入れるのは18店(21%)まで絞られます。
裏を返せば、4店に3店は20歳以上限定ということです。「18歳でもキャバクラで働ける」という情報は間違いではありませんが、選べる店の数は大人と比べてはっきり少なくなります。
エリア別の受け入れ率
データが揃っている3エリアで比較しました。掲載店の中でも、受け入れ可否を確認できている店だけを対象にしています。
エリア別 10代の受け入れ率
客単価が高いエリアほど、受け入れ率が下がる傾向が出ています。六本木は5店に1店。この差が生まれる理由は、次の章で説明します。
※ 池袋・上野・埼玉の各エリアは、受け入れ可否を確認できている店舗数が少なく、比率にすると実態を誤って伝えるため、この表には含めていません。ここに載っていないエリアでも、10代を受け入れている店はあります。
なぜ10代NGの店が多いのか
年齢そのものが嫌われているわけではありません。理由はお酒です。
20歳未満は法律で飲酒が禁止されています。つまり10代の子は、席についてもお酒が飲めません。ノンアルコールで接客することになります。
ここが店側の判断を分けます。客単価の高い店ほど、席の中心にお酒があります。客がボトルを入れ、乾杯し、飲みながら場が回っていく。その席で1人だけノンアルの子が座っていると、場のテンポが合わなくなります。
歌舞伎町・六本木・銀座のような高単価エリアでは、ノンアルで通せる席自体が限られるのが実態です。銀座の会員制クラブのように接待中心の店になると、この傾向はさらに強くなります。
だから高単価の店ほど「20歳以上のみ」に絞る。10代NGは差別ではなく、席の作り方の問題だと理解しておくと、店選びの見方が変わります。
逆に言えば、10代を受け入れている店はノンアルの子でも回せる席の作り方をしている店です。客層が若かったり、盛り上げ方が飲酒に依存していなかったり、店の設計そのものが違います。
10代で店を探すときの進め方
1. 「18歳OK」の求人を鵜呑みにしない
求人票に「18歳〜」と書いてあっても、面接で断られることがあります。逆に、高校卒業を確認しないまま通そうとする店は、別の意味で危ないので避けてください。求人票の読み方は求人サイトの条件が「9割盛られている」理由にまとめています。
2. 高単価エリアにこだわらない
10代のうちは選べる店が4分の1に絞られます。ここで六本木や銀座にこだわると選択肢がさらに狭くなり、条件の悪い店しか残りません。20歳になってからエリアを上げる方が、結果的に稼げるルートになりやすいです。移籍の考え方は移籍のベストタイミングを参考にしてください。
3. ノンアルで働けるかを面接前に確認する
「未成年可」と書いてあっても、実際にノンアルで席が回るかは店によります。ここは求人票から読み取れません。事前に確認しておかないと、入店後に居づらくなります。
4. 年齢確認が厳しい店を選ぶ
遠回りに聞こえますが、これが一番大事です。年齢確認をきちんとやる店は、給与の支払いやトラブル対応もきちんとしています。ゆるい店は、ゆるいなりのリスクが必ずどこかにあります。
当社では10代の方の相談も受けています。高校卒業後であることを確認した上で、受け入れ実績のある店から、条件と雰囲気が合いそうな店を選んで提案します。店舗の条件は変動するため、最新情報は相談時に店舗へ直接確認しています。