キャバクラの採用に学歴は関係ありません。当サイトに掲載している358店の採用条件を全部見ても、学歴を条件にしている店は1店もない。店が線を引いているのは年齢(351店に記載)と出勤できる日数で、履歴書の学歴欄は見ていません。
ただし「学歴は関係ない」と「何も見られていない」は別です。学歴でふるいにかけられることはないので、そこは安心してください。この記事では、高卒・中卒・大学生それぞれについて、店が実際に見ているものと、学歴の代わりに効いてくるものを整理します。
掲載358店の採用条件に「学歴」の項目はない
当サイトの店舗データには、採用年齢・未経験の可否・未成年の可否・出勤条件・タトゥーの可否など、店が採用で線を引いている項目を店ごとに入れています。この中に「学歴」という項目は存在しません。358店の採用条件の原文を全部見ても、「高卒以上」「大卒歓迎」のような記載は1件もありませんでした。
唯一「高校」という言葉が出てくるのは「18歳は高校を卒業した代から」という条件で、これは学歴ではなく年齢と在学状況の話です(高校在学中は18歳でも働けません)。
つまり、求人票の段階で学歴が理由で落とされることはありません。店が求人票で線を引いているのは年齢(351店に記載)と、週に何日出られるかです。
面接で実際に見られている4つのこと
面接に同行している中で、店が見ているものはほぼ決まっています。学歴は聞かれもしません。
- 年齢と出勤できる日数:この2つが採用の可否をほぼ決めます。週1〜2しか出られない子と週4出られる子では、同じ見た目でも店の反応が変わります。
- 清潔感と身だしなみ:髪・肌・爪・服。高い服である必要はなく、手入れされているかどうかです。
- 受け答え:質問に対して返事がまっすぐ返ってくるか。話が上手いかではなく、会話が成立するかを見ています。
- 続きそうかどうか:生活リズム・目標額・辞める条件をどう話すか。店は「すぐ辞める子」を一番避けたいので、ここを聞いてきます。
面接で何を聞かれて何を見られるかは、キャバクラの面接で落ちることはある?受かる子との違いで詳しく書いています。
高卒・中卒で不利になることはあるか
採用の段階では、ありません。上に書いた通り、店は学歴を条件にしていないし、面接でも聞きません。高卒で18歳から働き始める子は掲載店の中でも普通にいて、18歳から採用可の店は181店(下限が書かれている334店のうち54%)あります。高校を卒業した年から働く前提の店がこれだけあるということです。
中卒についても同じで、店が確認するのは年齢を証明する身分証であって、卒業証明ではありません。
気をつけるべきは、学歴そのものより「18歳の線」です。高校在学中は18歳でも働けないので、通信制などで卒業が遅れている場合は、卒業してから、または店に在学状況を正直に伝えてから動いてください。10代の受け入れの実態は18歳・19歳でもキャバクラで働ける?にまとめています。
大学生は「学歴」ではなく「出勤」で見られる
大学生の相談は多いですが、店側が気にしているのは大学に通っていることではなく、テスト期間や就活で出勤が読めなくなる時期があるかどうかです。
掲載店の中で「学生不可」「大学生不可」と明記しているのは3店だけで、それ以外の店は大学生であること自体を採用条件で弾いていません。逆に言えば、出勤の見通しさえ面接で正直に伝えて調整できれば、大学生であることは不利になりません。「週3は確実に出られる。テスト期間の2週間だけ週1になる」のように具体的に言える子の方が、曖昧に「シフトは相談で」と言う子より店の受けはいいです。
実際、歌舞伎町でも六本木でも、学校と掛け持ちしている子はいます。名前を聞けば分かるような大学に通いながら働いている子もいる。続くかどうかを分けているのは学歴ではなく、週に何日出られるかと、売上をどれだけ作れるかの2つです。
大学生の働き方や店選びは、自分自身が大学生として動いているので、実感込みで大学生スカウトの記事にも書いています。
最近は高学歴の子が増えている。間口が広がった
現場の実感として、ここ数年で大学生や高学歴の子がキャバクラに入ってくることが明らかに増えました。学歴が有利になったという意味ではなく、学歴に関係なく入ってくるようになった、つまりキャバクラの間口そのものが広がったということです。「高学歴だと浮くのでは」と心配する子もいますが、今はもうそういう空気ではありません。
採用で学歴は効きませんが、席についてからの会話には差が出ることがあります。ただしそれは「学歴」ではなく会話の引き出しの数です。客層が経営者や年配の方に寄る店では、ニュースや仕事の話題についていける子が指名を取りやすい傾向はあります。
これは大学を出ているかどうかではなく、日頃どれだけ話題を仕入れているかで決まります。高卒で経営者相手に指名を積み上げている子も普通にいますし、大卒でも会話が続かず苦戦する子もいます。学歴で決まる話ではなく、続けるうちに身につく話です。
年齢や経験より効く要素については年齢の記事の「年齢より効く3つの要素」で書いていることと同じで、指名の作り方・客単価の理解・清潔感への投資の3つの方が、学歴より圧倒的に売上に効きます。
経歴で不安があるなら
「高卒だから」「大学を中退したから」「今も学生だから」で入れない店は、少なくとも当サイトの掲載店にはありません。不安があるとすれば学歴ではなく、年齢・出勤・見た目・受け答えのどれかです。ここは記事より、直接聞いてもらった方が早いです。
当社は340店舗以上を自分の足で見てきたデータを持っているので、年齢と出られる日数を教えてもらえれば、現実的に狙える店をそのまま答えます。経歴の説明の仕方も含めて、面接には同行します。